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園だより(号外)

令和2年5月27日

神戸市からの要請を受けて、4月14日から子どもの命を守るため、真にやむを得ない場合に限り受け入れる「特別保育」の期間に入りました。保護者の皆様には長期間、家庭保育のご協力をお願いし、大変ご負担をおかけいたしました。

子ども達に会えない「特別保育」の期間中は、家庭保育中のご家庭に向けてお手紙やクラスからのおたよりを郵送しました。第2弾のおたよりは、各クラスの記事をホームページに掲載いたします。 そして、全員を笑顔で迎えられるよう清掃と消毒を徹底し、衛生的で温かい魅力あふれる環境づくりに努めてまいります。


▪ 給食室

〜さっと作れる♪ ごはんのお供〜 さばそぼろふりかけ

① フライパンにサバの身を入れてほぐしながら炒める

② 水分が飛んできたら調味料を入れてさらに炒めます

③ 仕上げに刻みネギ、ゴマ油を入れてさっと火を通せば出来上がり ♪
※ 細かい骨が入っているので食べる際には気をつけてください。


▪ おひさま組(0歳児クラス)

おひさま組は木のおもちゃでいっぱいです。ボールを転がして遊ぶ追視玩具や、手に持ち握ったり振ったりしてあそぶおもちゃなどたくさんあります。 木製のおもちゃは、安全性が十分にあることはもちろんのこと、他の素材のものより熱が伝わりにくい性質を持っています。乳幼児は温度変化に敏感です。 人肌に近い温度で温かみのあるため、まるで人の手を握っている感覚となります。心も身体もぬくもりを感じるので、安心してあそぶことができます。

これからも子ども達の発達段階にあわせ、シンプルなデザインの木製のおもちゃや手作りのおもちゃなどを準備し、一人ひとりが満足して過ごせる環境づくりを心掛けていきます。


▪ ほし組(1歳児クラス)

ほし組の保育室にはいろんな楽しい玩具があります。

その中の一つ “ ポットン落とし ”という玩具を紹介します。ポットン落としは、様々な素材を容器に入れて遊びます。指でつまみ、穴までもっていき、手を離すという行為は、指先や手首の発達にも繋がります。 いろいろと試すことで、向きを変えたり、両手を使ったりしながら「どうしたら入るのかな?」と目で見て考え、色々試しながら頭を使うことで、思考力、空間認知力などが育っていきます。 また、何度も繰り返すことで集中力もついていきます。指先の発達を、乳児期から遊びながら学ぶことは、身の回りのことを自分でしようとする意欲にもつながるので、とても大切です。

今回、シンボルマークのポットン落としも作りました。より一層子どもたちが興味をもち楽しめるように、また、自分や友だちへの興味関心へと広がっていくと良いなと思います。


▪ にじ組(2歳児クラス)

おいしそうなパンにケーキ ! こちらはお店屋さんごっこで使う食材です。2歳児になると、1人遊びから、友だちと関わって遊ぶことに楽しさを感じるようになります。生活の中で経験したことを思い出し、イメージを持ちながら再現して遊びます。 子どもたちにとって身近なお店屋さんごっこやお医者さんごっこは、共通体験を通して簡単な役割を持ち、やりとりを楽しめる遊びです。また、わらべうたが大好きな子どもたちは、少し長いうたでもじっくりと聴き、仕草を真似したり、友だちと歌ったりしています。 文学(ことば遊び)にも親しめるように、子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、手作りの教材をたくさん準備しました。


▪ うみ組(幼児クラス)

日頃の課業についてお話します。
3つのヒントから連想されるものをお子様と一緒に考えてみてください。

第一問

① それは、そうしょくどうぶつです。
② それは、アジア○○ 、アフリカ○○ の2しゅるいがいます。
③ それは、はながながいという、とくちょうがあります。

第二問

① それは、やさいです。
② それは、みが、つちのしたにできます。
③ それは、かわがむらさきで、なかはきいろい、あきにしゅんをむかえるやさいです。


遊びの中で、最後までヒントを聞かなければ、答えが分からない問題がありましたか ?
子どもたちは自分の伝えたい気持ちが抑えきれず、相手が話している途中でも自分の話をしたり、自分の気になったことを唐突に質問したりする姿がよく見られます。 保育園では「相手の話を最後まで聞く」「自分の言葉で相手に伝える」にポイントをおきながら子どもたちと一緒に日々のあそびの中で楽しんでいます。

是非、お家でも親子でクイズを出し合ってみくださいね。初めに出したクイズの答え合わせは、また保育園でしましょうね。みんなの元気な顔が見られることを楽しみにしています。


▪ やま組(幼児クラス)

やま組からは、ルールのある机上遊びを紹介します。

子ども達は集団遊びの中で意思力、自己規律、仲間関係を発達させながら、社会性や秩序、マナーを学んでいます。

① かたちのつみあげサーカス
この玩具は様々な色の動物を倒さないように積み上げていくものです。どうやったら倒れないだろう ? と考えながら乗せていくので、子どもの指先の感覚(微細運動)、空間認知、色の認識、集中力などが養われます。

② 子ヤギのかくれんぼ
この玩具は、サイコロを振って出た色の皿の中に隠れた子ヤギの数を覚えて当てるメモリーゲームです。数を当てると1匹ずつ子ヤギを取っていくので数が変わっていく皿の中の羊の数を全て覚えておかなくてはならないため、記憶力が養われます。数の概念も育ちます。

保育園に登園したらお友だちとたくさん遊びましょうね !みんなに会える日を楽しみに待っています


▪ そら組(幼児クラス)

そら組からは、手作りした玩具についてご紹介します。そら組のお部屋にはいろいろな職業の制服があります。誰かが「火事だ !」と言うと、周りのみんなが制服に着替えてすばやく出動します。火を消す人、イスを並べて救急車を再現し、 倒れている患者さんに点滴を打つ人 …。素晴らしいチームワークが出来上がるのです。そんな、役割り遊びが大好きな子どもたちのために、新しい玩具をたくさん準備しました。役割り遊びの中で「いらっしゃいませ〜」「これくださ〜い」と、 やりとりをすることで、役が自然に生まれ、役のつもりになった動きに応じてくれる相手がいることで、遊びがより楽しくなり、友だちとの関わりから、どんどん遊びが広がっていきます。また、お友だちと会えたら何をして遊ぼうかな ? みんなの元気な声が聞ける日を楽しみに待っていますね。

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